簡単な操作で眼の前のデジタルサイネージのコンテンツを切る替えることができれば、デジタルサイネージの活用が一気に広がるのでは?というあたりまえの要望にお応えします。アイティ・ニュースではスマホで切り替える仕組みはかなり前から提供させていただいております。ただ、スマホでQRコードを読み込んで指定すると言うのは簡単ですが、面倒という多くのご意見をいただき、今回のワンキーボタンのクリックを開発しました。操作はいうまでもなく圧倒的に簡単です。
デジタルサイネージは通常はスケジュールに基いて配信されていますので、変更は基本的にスケジュールを更新するなどの操作がいりますが、本機能はコンテンツを予めフォルダーに入れておきます。ボタンが押されるとそのファルダー内のコンテンツがすぐに表示されます。
このフォルダーのコンテンツはネットワーク経由でもUSBでも変更ができますので、デジタルサイネージの運用担当者にとっても簡単です。利用者にとっても見たいコンテンツをいつでも見れるので、いろんな応用ができると思います。デジタルサイネージらしからぬ情報配信の応用・活用がアイディア次第ででてくると思います。
デジタルサイネージを双方向に変える便利なワンキースッチの機能の紹介
双方向というと少し大げさですが、一方通行だったコンテンツ表示を使う側が変更できると言う点では双方向です。TVのチャンネルを替えるのと同じ簡単な操作です。
利用者側(デジタルサイネージを見る側)
1.スッチ(1キー)を押すだけで、コンテンツが切り替わる
2.再度キーを押すと通常表示(単純に元に戻る)
スイッチはトグル(交互に替る)になっています。
配信者側(デジタルサイネージを配信している側)
1. 特定のファオルダーに予めコンテンツを入れると、スイッチを押された瞬間に
そのフォルダー内のコンテンツ表示に切り替わります。
2. コンテンツの種類はJPG、PNG,PDF,mp4
3. 表示時間は指定できます。動画はオリジナル時間の表示
4. コンテンツ数に制限はありません。
5. コンテンツの入れ替えはUSB、オンラインからできます。
6. 一定時間コンテンツ切り替えボタンを使わないと自動で通常表示に戻ります。
ワンキースッチの機能の活用例
デジタルサイネージとワンキースイッチの活用される切り替え利用想定シーンです。
▶一般的な応用
災害発生時の緊急避難場所
法令、条例など
▶Officeでの利用
会議室予約状況、VIP来社予定
▶建築、建設現場など
仮囲いでの施工体系図、商標の表示
作業指示、道具・機器扱い方法、安全教育
▶工場などで
作業指示、進捗状況、ガントチャート
今日のチームの個人の作業内容
▶観光地での例
地図表示
観光ルート、利用可能なホテル、施設案内
▶店舗での例
今日は雨なのでビール半額など
空き席状況表示
ワンキースイッチの特長
○デジタルサイネージのコンテンツをクリックひとつで変更できるスイッチーキー
○デジタルサイネージの表示ソフトウェア「IP_Switch」に組み込まれているので、利用設定をするだけですぐに使える。
○キーを押すだけで、自動でコンテンツが変更される。その他の操作は一切いらない。スマホを操作する必要はありません。
○キースイッチはSTBとUSBケーブルで繋がっているだけのシンプルな構造。
○一定時間キーボタンを使用しない場合は通常配信に戻ります。
○フォルダに入れたコンテンツが自動で表示されます。入っているコンテンツがアルファベット順で指定の時間ローテーション表示されます。各コンテンツが表示される時間はファイル名にアンダーバーの後に表示秒数を追加します。
○市販の1キーを購入して自分でも設定できます。(キーの設定ができることが必要です。)
○10キーシステムとの並用も可能
○スマホでコンテンツ変更のシステムとの並用も可能
ワンタッチキースイッチの形状は?
アイティ・ニュースでの販売は2モデル用意しています。こんな小さなキーでいろんなことができるようになります。
キースイッチの設置は?
キースイッチはUSBケーブルでSTBと接続しますので、
デジタルサイネージの近くに設置します。USBケーブルは長いと誤動作がありますので、最長15mが無難なため、なるべく近くに設置します。
ソフトウェアの設定は?
ソフトウェアの設定はSTB内の設定ソフトウェアで行います。
実際のコンテンツ(ファイル)をいれておくフォルダー名をプルダウンで選んで設定します。
まとめ
目の前のデジタルサイネージのコンテンツを替える方法はいくつかあります。アイティ・ニュースでは約20年前にスマホ(当時は携帯)でコンテンツを替える特許を取得しています。当時はQRコードを読むにもソフトウェアをダウンロードしなければなりません。その読み取りソフトウェアも各社ばらばらで対応してない機種もあったため、QRコードが読み込めるスマホのリストを作成していました。また、実際に確かめるのも大変でスマホをを何台も購入するなどして大変でした。少し趣旨が違うのですが、大型ビジョンにQRコードを表示するという試みもしました、結局QRコードは距離が遠いと読みにくく、カラーコードにも挑戦しました。調子に乗ってトレたま(テレビ東京)にでました。でも、普及はスマホが広く行き渡るまで10年は必要でした。
そんな苦い経験もあるのでデジタルサイネージが身近な情報表示になり、双方向も簡単にできるのがあたりまえのように思っていましたが、スマホの普及率は89.4%、QRコードの決済利用はまだ51%程度(総務省 デジタルで支える暮らしと経済 令和3年 情報通信白書)です。
コンテンツ更新(フォルダー内)をネットワーク経由で行う方法は、Windowsの共有を利用する、クラウドストレージを利用するなどいろいろな方法があります。便利なのはクラウドストレージです。無料のものから有料なものまで多数あります。Windowsの共有のみでの利用は設定が少し面倒です。PCに使い慣れている方だと、リモートデスクトップという方法もあります。GoogleChromeRemoteは無料で便利です。
頻繁でない場合は直接USBでファオルダーに書くというのも簡単です。(ただ、キーボードとマスス接続が必要になります。屋外の場合は雨天などもありちょっと面倒かもです)
ワンボタンスイッチはスマホに頼ることなく、TVリモコンのようにボタンを押すだけで、表示内容を変更できる便利なツールです。
いろんな使い方がありそうです。
ワンキーは選択肢が一つですが、10キーはコンテンツが沢山あり、選択の幅も当然広がります。こちらは別のブログで紹介(作業指示を10キーで)しています。
カスタム対応致します。
デジタルサイネージの利用が多岐にわたってきました。駅、空港、オフィス、工場、店舗、などいろんなところで活躍しています。
アイティ・ニュースでは20年のデジタルサイネージの経験をもとに、ご利用の提案をしています。カスタマイズも承ります。
デジタルサイネージとこの機器を繋げられないかなどお問い合わせ下さい。
本ページで紹介しているIP_Switchの機能は改良のため、変更されている場合があります、ご購入の際はご確認をお願いします。
お問い合わせ
アイティ・ニュース株式会社
メール:new@itnews.co.jp
TEL 047-381-5035
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