国土交通省発表の施工体系図掲示でデジタルサイネージを推奨
2022年1月、国土交通省は建設・工事現場で義務付けられている施工体系図や標識の掲示方法として利用されるデジタルサイネージなどに対する利用方法をより明確にしました!
いつ表示されるかわからない施工体系図を見たい時にすぐ見れるように開発しました。「IP_Switch10キー」を利用した施工体系図表示対応デジタルサイネージです。
割り込み技術で、画面表示(切り替え)が素早くできるため、ずーっと待たせることがなくなり、親切なデジタルサイネージになります。
国土交通省の施工体系図及び標識の掲示におけるデジタルサイネージ等の活用について(通知)
通知内容はこちらをご参照ください。(関連PDF)
施工体系図及び標識の掲示におけるデジタルサイネージ等の活用について(国不建第445号pdf)
建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律の規定に基づく標識の掲示における.pdf
浄化槽法の規定に基づく標識の掲示におけるデジタルサイネージ等の活用について.pdf
施設体系図の表示規定は4つの項目です。
(1)工事関係者が必要なときに施工体系図を確認できるもの
(2)当該デジタルサイネージ等において施工体系図を確認することができる旨の表示が常
時わかりやすい形でなされていること
(3)施工の分担関係を簡明に確認することが可能な画面サイズ、輝度、文字サイズ及びデ
ザインであること
(4)一定時間で画面が自動的に切り替わり、画面操作が可能ではない方式(スライドショ
ー方式)のデジタルサイネージ等を使用する場合には、施工体系図の全体を確認する
ために長時間を要しないものであること。
この規定をできるだけ安価なデジタルサイネージシステムで実現できるよう、アイティ・ニュースでは高価なタッチパネルの代りに10キーまたはスマホを利用したシステムを開発しました。主な対応です。
(1)工事関係者が必要な時に確認できる
工事現場の関係者が利用する、休憩所、会議室、詰め所、打ち合わせコーナー、食堂など、また屋外の仮囲いなどでも表示できます。デジタルサイネージは屋内用は安価にできますが、屋外は防水・防雨対策のため屋内に比べて高価になります。
(2)わかりやすく確認できることは
情報をわかりやすく表示するということと、いつでも確認できるようにするという仕組みを10キーで見たいコンテンツを指定できるという方法で実現しました。わかりやすくはデザイに考慮、確認の方法はボタンを押すだけです。
(3)施工分担を簡明に確認可能な画面サイズ・輝度・文字サイズ・デザイン
これはひとつはデザイン表現のことと思われますので、簡素で見やすい色、文字などでわかりやすくということになります。
画面のサイズと輝度は、屋内であれば350カンデラ十分ですが、屋外の場合は1500カンデラ以上の輝度が必要となりまます。
4)画面操作を必要としないスライドショー方式と施工体系図の全体を確認するために長時間を要しないもの
スライド表示はデジタルサイネージの基本機能でもあるので、秒数と順番を指定しておけば自動的に表示できます。
ただ、「課題はいつ施工体系図が表示されるかわからない。さらにこのデジタルサイネージではそもそも施工体系図が表示されるのかがはっきりしない」がそもそも難点でした。....何分待っても出てこない!(スケジュールや編成にも問題がある場合もあります)。それを抜本的にシステムで解決したのが、割り込みで方式です。いつでも施工体系図を表示できるようにしたのが「IP_Switch10キーシステム」です。
アイティ・ニュースではデジタルサイネージの基本機能に加えていつでも簡単に施工体系図を見れる仕組みを10キースイッチを利用するソフトウェアを開発し地域住民にも、建築、建設関係者にも便利で役立つようにしました。
[そこでアイティ・ニュースのSolution(解決方法)]
1.いつでも施工体系図を見れる仕組み....ボタンスッチ(キースイッチ)
2.このデジタルサイネージの表示タイミングを明示..コンテンツで表現
3.スマホでも確認できます。(ハイブリッド)
この3つで、工事現場の外側の仮囲いでも地域に親切なデジタルサイネージできちんと情報を伝える仕組みができます。
テンキーを使って施工体系図を簡単に表示できます。
・施工図面は予めネットワーク(オンライン)またはUSB(オフラン)をつかってデジタルサイネージ側に入れておきます。ネットワークはサーバー利用でも、構内LAN(クローズドLAN)でも可能です。
・10キーは有線・無線があります。屋外用の防水対応もあります。10キーの他にワンプッシュで表示指定できるタイプも用意しています。
・従来型のデジタルサイネージでは施工体系図が表示されるまで待たされます。スケジューリングによっては数分どころか何時間も表示されません。アイティニュースの10キーモデルはいつでも簡単に表示させることができます。
スイッチはいろいろなモデルを用意しています。10キーの他にワンプッシュで表示指定できるタイプも用意しています。スマホからのモデルもあります。
タッチパネルは高価なため設備投資が大変ですが、10キータイプだと安価で使い方も簡単で便利なシステムとなっております。初期費用もさることながら保守、メンテナンスなどの維持費も考えておかないといけません。
10キー、ワンプッシュキーのデジタルサイネージの接続は有線・無線があります。屋外用の防水対応もあります。
スマホを使って施工体系図を簡単に表示できます。(表示の指示)
・スマホからも表示したいコンテンツを指定できます。
・スマホのメニューからの表示指定用にQRコード発行機能もついています。
タッチパネルを利用した場合に比べて格段に安価です。
・タッチパネルのデジタルサイネージは一般的には2倍から3倍します。さらに運用・維持コストもそれなりにかかってしまいます。10キーモデルは圧倒的に安価にできます。
○屋外設置のタッチパネルは便利なのですが、初期コスト、維持コストが高くつくのが難点です。その点10キー、ワンボタンは圧倒的にコストパフォマンスがいいです。コンテンツ作成のための特別なソフトウェアも勿論不要です。
見たい時に見れる便利なデジタルサイネージです。
---オンデマンド方式に対応した「IP_Switch-施工体系図アルファ」---
○10キーで見たい情報をスケジュールと関係なくいつでも見ることができます。
施工体系図、ラジオ体操(動画も可能)、安全画像、週間作業予定、無災害記録など、閲覧したい
人へのサービスとして、あるいは作業指示の伝達用としてもご利用できます。
■ご利用の環境に合わせてお選びください。
10キーだけでなくいろんなセレクト機器をラインナップ
誰でも簡単に操作できるワンプッシュで施工体系図を確認できます。
○ボタンを押すだけで、通常のスケジュール配信と施工体系図を切り替えできます。施工体系図を表示して、通常スケジュールに切る変えるのを忘れても自動的にある一定の時間で通常スケジュールへ戻る機能がついています。
防水テンキーで屋外でも安心して使えます。便利なデジタルサイネージ
○防水10キーで仮囲いなどの屋外でも安心して使えます。
○無線対応の防水テンキーもあります。
○施工体系図の他に5つのコンテンツ(フォルダ)が指定できます。
○6つのボタンでコンテンツを指定できます。
※ご希望のキースイッチのカスタム対応ができます。お問い合わせください。
サイネージで表示されている、施工体系図、標識を
スマホで見れないの?
施工体系図/標識の枚数が多い場合、大人数でデジタルサイネージの前では見にくい、じっくり見たいがいい方法はないのか。...できますよ、アイティ・ニュースのハイブリッドシステムがあります。
○もっとゆっくり見たい場合はスマホを利用できます。デジタルサイネージの一般的な画面表示は15秒、30秒です。細かい文字が書かれている場合は殆ど読みきれません。何枚もある場合は一巡するのを待たないといけません。それが3分なのか10分なのかも分かりません。
一方スマホ閲覧方式は、アドレスさえ分かっていれば、いつでも見ることができるので、時間も場所も問いません。
・仮囲いなどで公開する場合は、パスワードは必要ありませんが、構内で作業員向けの図面なども一緒に表示されるような場合は、パスワ―ド設定、特定時間内だけ閲覧などの設定ができます。
・閲覧のためのQRコードはデジタルサイネージ内で特定のコンテンツ/メニューページに載せます。あるいは壁面に印刷した紙などでもいいです。使い慣れている紙の方が読み取りは容意でスムーズでいいです。(ただし、紙の場合はクリアファイルで保護するなどしておかないとすぐ擦り切れてしまいます)
※スマホで見るためのQRコード発行機能があります。パスワードも設定できます。
まとめ
○今までのデジタルサイネージの殆どは基本的に一方通行であったために、見たい情報を指定、選択することができません。高価なタッチパネルが唯一のソリューションでした。それを安価でしかも運用コスト(メンテナンス費用、コンテンツ制作費など)も抜本的に根本的に解決する10キーを利用したシステムの代表的な例として、施工体系図表示システムをご紹介しました。
・選ぶ(指定する)コンテンツがいろいろある場合は10キーを少ない場合は1キーボタン方式での構成を選べます。また、屋内、屋外によって簡易なものから堅牢なモデルまで用意できます。
・10キーの接続は有線、無線があります。屋外の場合は防水対応のモデルをご利用ください。
・10キーの基本的な操作はボタンを押すだけです。数秒で指定の画面に切り替わります。表示できるコンテンツは一般的なデジタルサイネージと同じものを表示できます。(静止画:Jpeg、PNG、PDF、動画;pm4)
・一枚の静止画を表示することも、複数枚の静止画、あるいは静止画動画を組みわせて表示できます。
・コンテンツの入れ替えは、単純にフォルダに入れるだけです。USBからでもネットワークからでもできます。
・スマホの利用は見たいコンテンツをデジタルサイネージに表示させる(スイッチ)といった使い方とコンテンツを見る(ハイブリッド)という2つがあります。
○デジタルサイネージのカスタムソリューションはアイティニュースにお任せ下さい、20年の実績があります。
○国土交通省ホームページより
令和2年10月1日以降に契約する建設工事において使用する作成例
◎施工体制台帳(作成例:エクセル)
◎施工体系図(作成例:エクセル)
工事現場向け関連 システムご紹介
○リアルタイムで現場のセンサーからの熱中症暑さ指数(WBGT)をデジタルサイネージに表示します。
○「 環境省熱中症予防情報サイト」からの3時間毎の予測指数も配信できます。
※予測情報は気象庁の観測地点840から最寄りの地点を選んで配信表示します。
※熱中症予防情報は音声(スピーカー)でもスマホメールでもお知らせします。(オプション)
○センサーは安価なオムロンセンサーも用意しています。
○リオン製騒音計NL-42,振動計VM-55のデータをリアルタイムに表示します。
騒音計・振動計とはRS232C(USB)で接続します。データはデジタルサイネージで直接表示されます。
ネットワーク(サーバー)経由でオフィスでも確認できます。
○通行人、近隣住民への配慮という点で騒音、振動のデジタル表示は効果的なコミュニケーションツールといえ
ます。数値で表示されることで、この工事に気遣っているという企業の姿勢を少しでも提示することで、工事
期間中の安全、安心への配慮をアピールできます。最新の測定器とデジタル表示で皆が納得できます。
アイティ・ニュースでは現場のリアルタイム表示とサーバーへデータをアップできますので、任意のPCから
測定データをチェックできます。過去1月のデータは保持できますので、要望があった場合でも提示できま
す。
○週間作業予定表をデジタルサイネージで簡単に表示するための入力画面を用意しています。
○背景テンプレートは3種類用意しています。背景を自作して表示することもできます。
○良く使う作業内容は登録しておけます。前週のコピーもできますので簡単に短時間で登録できます。
※作業で音や振動の大きいコンクリート作業などの緊急配信も可能です。(緊急割り込み:オプション)
○通行人、近隣住民への配慮という点で、パブリックコンテンツも用意しています。
コンテンツ:天気予報、スポット天気予報、警報・注意報、ニュース、鉄道交通情報などです。